小話2
「この前シカマルと二人で飲んだんだが」 「へー、珍しい。つか何で俺呼んでくれなかったんだよ」 「お前シカマルに何か言ったろう」 「はあ?別に何も言ってねーよ」 「本当か?」 「何だよ、シカマルがそう言ったのかよ」 「いや言ってはないが、紅先生の事を聞かれた」 「あー…言ったかも」 「お前は…」 「で、シカマル何て?」 「いや別に。とういよりお前は何て言ったんだ」 「えーと…」 「何と、言ったんだ?」 「…だってシカちゃんがさ。アスマ先生の子供の先生になりたいって言ったって 聞いたからさ」 「から?」 「……俺も紅先生の子供の先生になりたいって。ズリーって」 「お前は馬鹿か」 「あ?何だよ、馬鹿って。シカちゃんと同じ事いうなよ」 「…そうか。で、シカマルはお前に何と言ったんだ」 「お前もなればいいって。別に先生は一人だけじゃなくっていいだろって」 「そうだな、その通りだ。本当にお前は時々ナルト並に馬鹿になるな」 「ナルト並って何だよ。つか、そんなしみじみ言うってどーゆー事よ…」 「あんまりぼやぼやしてると俺が先生の子供の師匠になるからな」 「あ、ヒデェ!」 「俺は既にアカデミーで実績があるしな」 「な、ずりぃ!」 「まあ頑張れ」 「おうよ!」 キバとシノ
「シカマル!」 「アスマ」 「探したぞオイ」 「どうかしたのか?」 「どうかしたって、お前よくも報告書にあんなこと書いてくれたな!」 「本当の事じゃねーか」 「いや、だからってあんな書き方ないだろうが」 「何でだよ。そのまんまじゃねーか」 「そのまんまってお前…」 「俺何か間違ってたか?」 「いや、間違ってはないけどよ。やっぱアレはマズいだろ」 「拙いのはアンタだけじゃねーか。俺嘘は書いてないし」 「お前なあ…」 「大体俺が書いた報告書を提出しようとすんのがオカシイだろう」 「ん?いやあ、まあ…」 「だから、な・ん・で・アンタの任務の報告書を俺が書かなきゃなんねーんだよ」 「まあホラ、社会勉強だと思ってさ」 「下忍の俺が上忍のアンタの報告書やらされるのが社会勉強かよ、ああ?」 「いや、シカマルさん落ち着いて…」 「俺が書いた報告書に俺の名前書いて悪いのかよ」 「…だからってお前、報告書に暗号おりこんでチクルなよ」 「チクルってアンタ…まさかあれ提出したのかよ」 「うん?まあ、何だ…その、な」 「しかもあんな簡単なモン見落としたのかよ、このダメ熊が!」 「……ホント、スミマセンデシタ」 シカマルとアスマ
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